木の剪定は、一定の流れで行われます。
適切に剪定を行うことで景観が良くなり、木の健康を守ることにもつながります。
そこで今回は、剪定を行う流れについて解説します。
▼木の剪定を行う流れ
①目的・時期を決める
木を剪定する前に、まずは剪定の目的と時期を決めましょう。
木の成長を促し形を整えたい・病害虫や枯れ枝を除去したい・果実や花の質を向上させたいなど、さまざまな目的が考えられるでしょう。
剪定に適した時期は、木の種類によって異なります。
②道具と安全対策を準備する
剪定をする際には専用の道具を用意し、安全対策を万全にして臨みましょう。
剪定ばさみ・ノコギリで剪定を行いますが、木のサイズによってはハシゴの用意も必要です。
安全対策として、周囲に人や物がないか確認する・ハシゴを固定する・枝や葉が目や頭に当たらないようにするなどが挙げられます。
③剪定する
剪定する際は目的に合わせて、必要な枝だけを切るように心がけましょう。
また、切り口から病害虫が侵入しないようにすることも必要です。
傷口から養分・水分が流れ出ないよう、場合によって癒合剤も使いましょう。
湯合材を使うと、傷口から病害虫が侵入するのも防げます。
④枝・葉を処分する
剪定した枝や葉は、適切に処分しましょう。
処理方法は、次のようなものがあります。
・焼却する
・堆肥にする
・リサイクルセンターに持ち込む
処理する際には火災・臭気などのトラブルを避けるために、自治体の規制やマナーを守りましょう。
▼まとめ
木の剪定は、目的・時期を決める・道具と安全対策を準備する・剪定する・枝や葉を処分するなどの流れに沿って行います。
専用の道具や専門知識も必要なので、上手くできるか心配な方は専門業者に依頼すると良いでしょう。
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