てんぐす病への対策

query_builder 2023/09/11
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植物病害の1つである「てんぐす病」をご存じですか。
てんぐす病の特徴を把握するとともに、病気に罹った際にどのような対策法があるのかチェックしましょう。
そこで今回は、てんぐす病への対策について解説します。
▼てんぐす病とは
てんぐす病とは、植物の枝や茎が異常に密集した奇形症状の総称のことであり、植物障害の一種です。
病原として樹木に感染する糸状菌と、野菜や草花に感染するファイトプラズマがあります。
発症すると、枝から小枝が生じて花が付かなくなるのが特徴です。
また、発病が増えると樹木の生育が著しく悪くなるため、注意しましょう。
てんぐす病が発生しやすい植物として、ツツジ類・タケ類・サクラなどがあります。
▼てんぐす病への対策
てんぐす病に対して最も効果的な対策は、病気に罹った枝を切除することです。
枝の膨れたコブの下から切り落とし、切り口から病菌が入らないように殺菌薬を塗布します。
症状を発見したら早めに対処することで、てんぐす病の広がりを抑えられるでしょう。
■切除の時期
切除は、12?2月が適期です。
病気の枝が見分け易い・胞子が飛散する前・剪定の適期であることなどから、落葉期であるこの時期に行いましょう。
▼まとめ
てんぐす病とは、植物の枝や茎が異常に密集した奇形症状のことを指します。
病気に罹った枝を落葉期に切除することが、一番の対策です。
『株式会社アート』では、高木の伐採・剪定・枝下ろしなどに対応しております。
支障木や危険木の伐採相談にも応じておりますので、ぜひご連絡ください。

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